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生活保護は恥ずかしいことか?恥ずかしくないのか?

恥ずかしがっている女性

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生活保護を受けるのは恥ずかしいから、「極限まで我慢して苦しまないといけない」と思い、健康で文化的な生活を損なうレベルで暮らしている人。

生活保護を受けるくらいなら死んだほうがマシだと思っている人など。

受給資格は十分満たしているのに、生活保護費を受け取ることをせずに暮らしている人もいるようです。

考え方はそれぞれありますが、真面目な性格に人が多い日本人は、生活保護について恥だと考える見方もをする人もいますね。

生活保護は恥ずかしいことなのか?恥ずかしくないのか?生活保護を申請する時にはどのような気持ちでいればよいのかについてまとめてみました。

生活保護が恥ずかしい理由

生活保護を受給することを恥ずかしく感じる原因は、他の人が働いて納付した税金の中からお金を貰って生活しているという負い目からくるもので、give and takeのtakeだけしている後ろめたさでしょう。

お金がないということは、資本主義社会における競争に負けた敗者のイメージがあります。

「一人前にお金を稼ぐこともできないのか・・・」「ほかの人はお金を稼いで、自分のお金で生活しているのに、私にはそれができない。」「自分は能力がない人間だ。」「生きていく意味があるのだろうか・・・」

そんな風に、自分を責めて落ち込んでいるのではないでしょうか。

本当は、お金のあるなしは人間の価値においては全く関係のない事ですが、収入が少なかったり、お金のやりくりができなかったという汚点のように感じてしまい、駄目な人間だと悲観してしまう傾向があるようです。

生まれてくる家族や環境がたまたま厳しい状況だったり、お金の管理が苦手な性格だったりすることは、たまたま裕福な家系に生まれたことや背が高い事などと同じようにたまたまそういうことだったというだけです。

たかがお金ごときで、人間の価値が左右されるようなものではありません。

それに、戦争や自然災害が起こって、お金の価値が一瞬にして無になることだってあります。そんな変わりやすいものを絶対的な価値と考えても大きな勘違いです。

人生で大事なのは、その人がその人の好きなように生きる事。意味なんてなくていいですし、何かの役に立っていると感じなくてもいいんです。

ただ存在するだけで、人には平等に価値があります。

生活保護なんて、ただの制度なのです。

生活保護を恥ずかしいと思う気持ちは、あなたが謙遜しているだけで、単なる思い込みです。

生活保護の受給者数

だいぶ前に、人気芸人の母が生活保護を受給していることが話題になりましたが、実際にどのくらいの人が生活保護を自給していると思いますか?

社会保障審議会生活程基準部会の参考資料によると、平成26年の生活程受給人員は、2,166,381人。世帯数では、1,598,818世帯とのことです。

そのうち、高齢者世帯は、724,121で45.5%、母子世帯は112,743で7.1%、傷病者・障害者世帯が466,113で29.3%、その他が287,570で18.1%となっています。
【参考:平成26年 第17回社会保障審議会生活程基準部会 参考資料

意外と受給者はいるものです。

しかも、内訳は、高齢者がほぼ半数で、身体や精神的にハンデがある人たちが3割程度、母子家庭は助けてくれる家族がいる場合もあるので、そこまで多くはなく、色々な事情の人は約20%です。ごくごくまっとうな割合だと思いませんか?

社会というのは、特定に人が稼ぎやすくなっています。高齢者であれば収入を得る方法が少なくなるのもその一つです。

しかし、世の中にはいろいろな人がいて、環境やできる事など人それぞれです。

だから、どうしても、一定の割合の人は、生活が難しくなっています・・・。多様性があるのはあたりまえなので、誰もが平等に稼ぎやすいなんてことは不可能なのです。

さらに、生活保護率を戦後からの大きな流れでみると、平成5年前後を底として、V字型を形成して、保護率の上昇が進んでいるようです。

数値の程度は、最も低かった時に比べると2.5倍となっており、過去最高記録を更新中です。

生活保護の申請者が増えているとか、不正受給者が多いなどのうわさも聞きますが、歴史的に見ても、生活保護を必要とする人がかなり多いい時代になっていることが分かります。

「みんな自給しているからもらっていいんだ」という安易な考え方はどうかと思いますが、それだけ、厳しい世の中になっているともいえるでしょう。。

生活保護費の性質

生活保護費の出どころはどこでしょうか?

一般的に、税金や国や地方自治体のお金からねん出していると思われているので、みんなは払っていないのに、生活保護を受けている人はもらうだけで、ずるいとか申し訳ないと意見になりがちです。

しかし、お金に色はついていません。何かを削ったら生活保護費に充てるお金が増えるなどの関係性もないので、制度の一つとして考えればよいかと思います。

お金を貰うケース

「みんなが払って集めているところからお金を貰っている」という面だけ見れば、年金、障害年金、子育て給付金、復興給付金、失業給付金、失業手当なども同じ意味合いのお金です。

これらのお金を貰う時に恥ずかしい事だと思うでしょうか?

生活保護に限らず、様々な制度において、払った以上にお金を貰ったり、払うだけで他の誰かのあ助けになったりしている事はたくさんあります。なので、恥ずかしさや申し訳なさを感じる必要は基本的にはないといえるでしょう。

出来る事を精一杯やること

それでも後ろめたさのある人は、精一杯生きているでしょうか?助け合いの社会の中で自分ができる協力は出来るだけやっていますか?

世の中には厳しい状況でも、人の為・自分の為に頑張っている人はたくさんいます。簡単にできることばかりではないですし、上手くいく事ばかりではいのが人生です。

それなのに、努力もしないで制度に多様る様な事をしている場合、後ろめたさとして、生活保護を受けることに恥ずかしさを感じるのかもしれません。

借金返済のお金の工面などで、できるのにやっていないことがあれば、ずぐに取り組みましょう。

精一杯できることをやったけれど自己破産するしかないなどの時は、専門家に相談して手続きをし、恥じることなく生活保護を受ければ大丈夫です。

今まで払っていた税金や行ってきた労働は、社会の誰かの役になっていたはずなので、自分が苦しい時に生活保護という制度を利用することについて、恥ずかしさを気にする必要はありません。

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