借金返済方法の基本となる借金問題を解決する3つの手順
借金返済問題は、精神的に安らぐ時がなく、孤独で深刻な悩み。
- 誰に相談したらいいかわからない!
- 家族に内緒で解決したい!
- 相談できる人がいない!
借金をかかえていると、常に返済のプレッシャーがあって、ずーっと金欠状態。楽しいことも何もできなくて、何のために生きているのか分からなくなってきますね。
このサイトでは、借金返済方法や節約生活のために役立つ情報を紹介しています。
残念ながら、借りてしまったお金は理由もなくチャラになることはありません。しかし、借金を抱えている人の多くが、返済条件を改善できる余地があることもまた事実です。
「返済日が迫ってきても怖くない!」
こんな心境になれたらホッとできるはずです。借金問題を解決することは、返せる範囲で借金返済をして、不安や恐怖から脅かされない日常を取り戻すことなんです。とうてい無理なことに対して辛い思いを続ける必要はありません。
借金問題を解決する3つの手順
上手に借金返済をするためには手順があります。
やるべきことをすべてやって、どうしても借金返済ができないようであれば、借金を減らしたりゼロにしたりする法的な手続きがあるのです。
やみくもにお金をかき集めていても、無理のある計画であれば、いずれ破たんします。その時に、精神的なダメージも大きくなっていると、再スタートがより困難になってしまいます。
正常な判断ができなくなって、自殺・夜逃げ・犯罪を犯すなどの行為に走ってしまったら、取り返しがつかないことになります。
借金返済のためにやることをしっかり理解し、使える制度は利用して、あなたの人生を歩みましょう。
借金の状況を理解する
借金の借入先が2,3件程度までであれば、毎月の返済額と、あと何か月返済を続ければ完成できるのかを把握できていると思いますが、複数の借入先がある多重債務に陥っていたり、滞納が続いていつまでにいくら払えばいいのか分からなくなっているならば、早急に借金の総額と状態を把握する必要があります。
催促されるままにお金をかき集めて返せるだけ返していても、元本が減らずに、一生、借金から逃れられない状態となっているかもしれないからです。
自分の状況がよく分からなかれば、法律の専門家に相談する方法があります。
自分で借金状況の把握ができるならば、紙に書き出すなどして、「借金総額・利率・返済日・あと何か月で完済できるか」をまとめましょう。
それができたら、現在の収入や返済状況に照らし合わせて、今後の返済が可能かどうか?あと何か月で返済が滞りそうか?よく考えてみましょう。
生活の無駄を省いて返済にあてる
借金返済時に、最優先すべきことは、返済のためのお金を用意することです。早く完済できれば早く楽になれますし、返済が滞ると楽になれる日が遠のくだけでなく、利息分が増えることによって返済総額が多くなってしまう場合があるからです。
なので、やるべきことは、できるだけ生活に必要なお金を少なく抑えることです。
贅沢したい・快適に暮らしたい・便利にしたい・楽しいことをしたい・美味しいものを食べたい・・・これらの欲望は、なるべく抑え、生きていく為に必要なモノを除いて、できる限り生活費を切りつめる節約生活をするようにしましょう。
体を壊したりストレスをためたりするこはよくないので、多少の楽しみは必要ですが、贅沢癖がついているならば、価値観を改めて、なるべく借金返済のお金にまわす考え方に変えましょう。
収入を増やす努力をする
収入を増やせれば、借金返済にあてるお金を増やすことができます。
アルバイトをする・転職をする・副業をするなど方法はいろいろあります。今まで休んだり遊んだりしていた時間を働いてお金を得ることにあてれば、収入を増加させることができるのではないでしょうか?
ただし、ギャンブルや株などお金が減ってしまうかもしれない方法で増やそうとするのは間違っています。
お金を増やせるとよいのですが、それ以前に、1円でも減らしてはいけないことはしっかり覚えておきましょう。
以上のことをやってみて、
どうしても借金返済が苦しいようであれば、
借金を減らしたりゼロにしたりする手続きを検討すべきタイミングです。
借金が返せないからといって人生を棒に振る必要はありません。
借金が返せなくなった人の為に、国が定めた合法の手段が債務整理です。
債務整理によってできること
債務整理手続きをすると、以下のようなことができます。
- 元本を減らす
- 毎月の支払額を減らす
- 金利を下げる・ゼロにする
- 借金返済の催促を辞めさせる
債務整理はそんなに身構えることではない
債務整理には、任意整理・特定調停・個人再生・自己破産の4種類があり、一番有名なのは、自己破産です。なので、債務整理イコール自己破産で、自己破産イコール人生終わりだと短絡的に考えている人が多いです。
これは、間違いで、債務整理を行う人のほとんどが任意整理だと言われています。というのも、任意整理は、全国の税理士が個別に手続きを行うもので、国に報告の義務はありません。なので、正確な数の把握ができないのです。
インターネットで調べてみたところ、年間の自己破産件数は10万件程度・個人再生と特定調停は1万件程度・任意整理は100万件以上行われているのではないかという見解がみつかりました。(参考サイト:日本の借金人口はどのくらい?債務整理はどのくらいの人がしてるの? )
任意整理とは、自己破産に比べると、簡易的な債務整理方法です。悩んでいることが馬鹿らしくなるくらい、簡単な手続きでできますし、家族に内緒で行うことも可能です。
他人の家の金銭事情は表に出てこないので分かりにくいですが、休日に公園で楽しそうに遊んでいる親子連れが、実は債務整理をしていることは、驚くことではありません。
そのくらい「一般的な普通の人」も、債務整理をしています。
債務整理は、借金返済が難しくなった時に、国から認められている救済措置なのです。
債務整理をするにはどうすればよいのか?
債務整理をするためには、弁護士か司法書士に依頼すれば、手続きを行ってくれます。
多くの法律の専門家が、初回無料相談を受け付けていますが、中には、相談するだけでも有料のところもあります。
また、全国にたくさんの法律事務所があるので、どこに頼んだらよいか選ぶのはとても難しいです。
そこでおすすめなのが、まずは無料相談をしてみるという方法です。
相談料が無料であれば、とりあえず話を聞いてもらってゆっくりと考えることができます。誰にも話せずに悩んでいるならば、解決への一歩が踏み出せるのではないでしょうか。
借金返済が苦しいならば、メンタルがダウンする前に、できる限りの可能性に当たってみましょう。
「少しでも楽になる方法・最低限の生活ができる方法」は、必ずあります。