臓器はどこで売れるの?日本での臓器売買の違法性とリスク

作成
お金が必要で、自分の臓器を売れるところはないか?と考えていますか。
体には失っても生きてはいられる臓器もあります。肺・脾臓・肝臓・胆嚢・片方の腎臓など…。
お金を稼ぐあてもないし、体は丈夫だから、臓器くらいくれてやる!
そんなものよりも金が必要なんだ!
病院で寝ているだけで手術してもらえて大金が手に入るなら、臓器を売りたくなる人もいるでしょう。でも、その前によく考えてください。臓器を売った後で後悔をしても、元通りにすることはできません。
そこで、臓器はどこで売れるのか?どうやったら買ってもらえるのか?についてまとめました。
目次
臓器を売れる病院が日本にあります
臓器が売れるのは、日本の病院です。と言っても、「〇〇病院へ行けば臓器を買い取ってくれる」という話ではありません。
腎臓や肺の一部などを切り取って体外へ取り出して売るということでもありません。
そんなことをしたら、1回で売り切ってしまいますので大損ですが、これは臓器の機能を利用して何回も売る方法となります。
その方法とは、「治験(ちけん)」呼ばれる制度で、病院で検査などを受けることによってお金が貰える仕組みでして、登録は無料でこちらからできます。
高額謝礼から食品・化粧品や一般用医薬品など様々な試験内容あり
⇒臨床試験モニター協力費3,000円〜180,000円!登録無料
日本で臓器を売ることは合法なの?いいえ違法です!
日本では、1997年10月に施行された臓器の移植に関する法律(臓器移植法)によって、臓器の提供やあっせんの対価として利益を得ることが禁じられています。
第十一条 何人も、移植術に使用されるための臓器を提供すること若しくは提供したことの対価として財産上の利益の供与を受け、又はその要求若しくは約束をしてはならない。
(臓器の移植に関する法律 イーガブ)
なので、日本で臓器を売ることはできません。
日本でおきた臓器売買事件
何らかの方法で、臓器を売れる方法を見つけたとしても、それを行うことは、 法律違反行為となります。
違反した場合は、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金に処すると決められており、実際に処罰された事例としては、「宇和島臓器売買事件」が有名です。
宇和島臓器売買事件は、2005年に、200万円の借金をしていた患者女性に「腎臓を提供してくれたら300万を上乗せして返す」と依頼した事件で、提供された腎臓の移植を受けた男性患者と臓器売買の仲介をしたその内縁の妻が、懲役1年・執行猶予3年。臓器を売った女性は罰金100万円・追徴金30万円・乗用車没収の略式命令を受けました。(Wikipedia 宇和島臓器売買事件)
世界の臓器売買の実態
日本にいると、平和な日常をあたりまえのことと思いがちですが、世界には、生きるか死ぬかの状況にさらされている地域や今食べるものにも困っている人たちがたくさんいます。
貧困・難民・紛争・不衛生な生活環境など・・・。世界のそういった厳しい境遇の中では、生きるための最終手段として、臓器売買という非道な行いがなされています。
世界では2,100万人が人身取引の被害にあっていると言われているとの数字があります。(参考:ワールドビジョン 世界の問題と子どもたち)
世界の臓器売買は、いわゆる闇市場と呼ばれるルートでおこなわれており、性的搾取・強制労働などにも通じる人身取引(人身売買)とも密接な関係があり、特に弱い立場にある子供が被害者となっているケースが世界的な問題となっています。
人身売買にかかわっていると言われている国は、ミャンマー・ソマリア・トルクメニスタン・北朝鮮・ベネズエラ・中国・インドなどがあり、政府レベルでの取り組みがなされている大きな問題といえます。
そして、実は日本も、人身売買の中継国および受け入れ国となっている現実があります。臓器売買というよりは、売春や違法労働目的が多いようですが、遠くないところに闇市場があるのです。(参考:日本も他人事ではない! 人身売買に関与している国ランキング)
臓器が売れる闇ルート
臓器売買に限らず、ドラッグ・売春・殺人などの違法行為が行われるルーとしては、インターネットが使われることがあります。
よくある手段としては、掲示板と通じて、闇ルートのブローカーが募集情報を発信しているというもの。
そこで、興味本位で、「臓器販売 掲示板」「臓器販売 闇市場」などで調べてみましたが、それらしき情報には一切たどり着けませんでした。
おそらく、隠語や特別なルートがあるのかもしれませんが・・・。
臓器売買は、犯罪の中でも最もダークで闇が深い分野です。
簡単に素人の目につくようなところに入り口は転がっていないようです。
もし、何かの間違いで闇ルートの情報に触れたとしても、そこは、素人が軽い気持ちで立ち入るべきところではありません。
臓器を売ることのリスク
臓器を売ることは、苦労せずに大金が手に入るというイメージがあるのならば、大きな誤解です。
世界レベルの凶悪者がかかわる事案で、死と隣合わせ。
無事に臓器を売ってお金をえられるなんて、夢のまた夢です。
非道な人の行う行為ですから、どこの馬の骨ともわからない人間の命なんて、なんとも思わないかもしれません。すべての臓器をとられて終了。ジエンドです。
そもそも、日本のような温室育ちの人間が、まともにかかわれる世界ではありません。
日本で体を提供することでお金を得る方法
臓器を売ることは無理だとしても、体を提供することでお金を得たいならば、「治験」が現実的です。
確実にお金をもらうためには、信頼・安心がないと、元も子もありません。
例えば、宿泊アリの来院治験で、負担軽減費用(協力謝礼金)として、10万円以上貰える事例もあります。
⇒臨床試験モニター協力費3,000円〜180,000円!登録無料
※治験の内容については全て秘密情報の為、無料会員登録をした一部の会員のみ見られるものもあります。
臓器売買の値段でいうと、眼球1組が約15万円です。(参考:人間の臓器の値段)
臓器売買は1回売ってしまえばおしまいの「売り切り型」ですが、治験は、何回でも行えます。その後の生活に不自由することもありません。
しかも、治験は、日本国内の清潔な病院で行われる治験ですし、当然ですが、合法です、罪に問われるリスクもありませんし、ピンハネされたり、約束したお金が貰えないという非道なこともありえません。
臓器売買の発想で、確実に最大限のお金を得るならば、圧倒的に治験を選ぶ方が賢い選択です。
日本人がお金を得るために臓器を売るのは割に合わない
あなたが臓器を売ってまで手にしたいお金の目的は何ですか?
借金返済であるなら、そんなことで臓器を売るなんて、割に合いません。
数10万円位のお金であれば、バイトしたり治験でさくっと稼いでなんとでもなります。日本人で日本に住んでいるならば、ほんの数日、ちょっと辛い仕事をすれば稼げるお金ではないでしょうか?
臓器を売るなんてことは、生まれつきラッキーなことに平和な日本に生まれた私たちには想像もできない不運で過酷な状況を何とか生き延びている人が、最後の手段として賭けをするような行為です。
臓器売買なんて、麻酔なしの手術で、想像を絶する痛みの末にはした金しか貰えず、感染症に苦しんでその後の人生を棒に振るかもしれません。そのまま命をとられる可能性も高いです。
そんな地獄の苦しみに耐えられますか?
みずから、そこまで落ちぶれる必要性はないですよね?
日本での借金の悩みであれば、大した問題ではありません。
借金が返済できないならば債務整理という手段があるからです。
債務整理は、ざっくりというと、払えないお金を合法的にちゃらにしてもらえる制度です。
身の危険にさらされることもありませんし、痛い思いをすることもありません。
なんて恵まれた環境なんでしょう。
債務整理とは、借金をしたけれども返せなくなってしまった人が、その後も生きやすいように、日本の法律で決められた守られた制度なのです。
再スタートできるように与えられるチャンスです。
臓器売買なんてリスクしかありません。
今の環境を冷静に見直してみてください、衣・食・住。世界の貧困地域に比べるとなんと恵まれている事か・・・
この時代の日本にいられるだけで、超絶ラッキーです。
つまり、使えるものを使えば、全然うまくやっていけます。
結局、多くの人がやっていて明るい世界に存在しているやり方が、一番成功率がよくて簡単な解決方法です。
債務整理はテレビCMでも流れているので、お世話になっている人はたくさんいます。
無謀なことを考えずに、賢い選択をしましょう。
こんな生活はダメ絶対!
・極貧生活とはどんなもの?究極に苦しい貧乏生活を考えてみた
・今どきの借金逃亡生活はどんなものなの?本当に借金から逃げられるのか?
