大学生の借金返済方法のポイント

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大学生でも借金を背負っている人は珍しくありません。
まず、奨学金というのは勤勉学生というイメージがあり、聞こえが良いですが、基本的には、卒業をしたら返済している必要のある借金です。
また、学生の方でも申し込み可能なカードローンなどもあるので、20歳以上であり、アルバイトなどで収入を得ている人は借金をすることができます。
ただし、大学生の場合は、借入金額を少なく設定している消費者金融会社も多い為、借金総額が数百万円にも膨らんでいる人は稀でしょう。
しかし、これからの長い人生を、借金に苦しんで生きるかどうかの分かれ道とも入れる大事な時期であるとも言えます。そこで、大学生が借金返済するためのポイントをまとめてみました。
借金額が多い場合
借金金額が多かったり、借入先が複数に複数に渡っている場合、もしくは、名義は自分ではないが親の借金や家に入れるお金などもある場合で、返済できなくなる心配がある時は、直ちに周囲や専門家に相談しましょう。
大学生は世間的にはまだまだ若い為、世の中のルールなどで知らない事もあり、弱い立場であると言えます。
騙したり利用したりしようとする悪い大人もいるので、身内や専門家などの信頼できる相談者を持つことが大切です。
収入の不安定さ
借金が出来るくらい、アルバイトの定期的な収入があるにせよ、時間をフルに使える普通の社会人でも収入を得ることが難しいこのご時世で、継続したバイト収入を得ることは難しいことです。
正社員などに比べるとアルバイトはコストカットの対象として真っ先に影響を受けます。シフトに入れる時間が減ったり、仕事内容が厳しくなったり、思うように稼げなくなることはよくあります。
今得ているアルバイト収入を過信せずに、収入が減ったとしても返済をしていける範囲に借金額を収めておくことが必要です。
返済が苦しくなったとき
世の中の借金で苦しんでいる人の借金額に比べると、大学生の借金額は比較的少ない場合が多いです。
自分にとっては返済が難しい額でも、何十年も働いて貯金をもっている大人にとっては、それほど大きな金額ではないと感じる人も多いです。
ということは、助けてくれる可能性のある人が多いということになります。
両親や兄、姉、その繋がりにある大人たちの中に、あなたの借金を助けてくれる人はいないかどうか、身内に相談することが一番の解決策です。
相談を持ち掛ける事は、恥ずかしさや申し訳なさはあると思いますが、世の中に出れば、失敗なんてもっとたくさんします。
まだまだいくらでもやり直しの出来る年齢だからこそ、早めに相談して、解決に着手することがよいでしょう。
理想的な返済方法
大学生の借金の理想的な返済方法は、身内に肩代わりしてもらって、身内の人に返済をしていく方法です。
消費者金融から借金をする場合、当然ですが、利子がつきます。利子が膨らんで借金返済総額が多額になってしまうと、助けてくれる身内は少なくなります。
なるべく金額の少ないうちに消費者金融からの借金を完済し、肩代わりしてくれた人に、個人的に借金返済をしていけば、返済時期を待ってくれたり、少ない金額づつの返済を了承してくれたりと交渉の余地があります。
知っている人にお金を返し続けることを精神的には辛い事ですが、それをしっかりと味わって、だからこそ、二度と借金はしないよう、計画的な生活をする力を身につけることに大きな価値があるでしょう。
ただし、肩代わりしてくれる人が本当に信頼できる人であるかという問題もあります。
一生根に持たれて、悪い意味でその人に頭が上がらない状態になってしまうなど、別の問題も心配されます。
その場合は、市区町村の相談窓口や法律の専門家などに相談することをおすすめします。
いずれにしても、無理に自分一人で借金返済をして、状況を悪化させない事が大事です。
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