身の丈に合った暮らし・生き方をするためのコツ

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身の丈に合った暮らしをしていますか?
つい見栄をはって、どうしても欲しいわけではないものを買ってしまったり、贅沢癖がついて散財を続けていると、お金が足りなくなる心配があります。
身の丈に合うとは?
自分の身の丈はこのくらいだろうと目安を立てることは、良い面と悪い面があります。
毎月の収入から算出して、「使えるお金はこのくらいだから、家賃はいくらくらいで、食費はいくらぐらいにおさめよう」というのは、よい面です。
自分でやりくりできる範囲に支出をコントロールできれば、何かあっても、他人に迷惑をかけたり、困らせることはないでしょう。
自立した大人であるならば、そうありたいところですね。
一方、「自分はこの程度の人間だから高価なものは買わないようにしよう」というのも、身の丈に合わせている考え方ですが、これはあまり、よくありません。
自分で、上限を決めて可能性を狭めてしまってりいるため、レベルアップしていかないのです。
高価なものを一切知らないと、本物の良さや、質の違いによる値段の違いの理由を理解する機会がありません。
狭い世界しか知らず、一生を終えてしまうのです。
様々な経験や価値観に触れるという、人生の醍醐味を自ら放棄しまっては、楽しみが半減してしまうでしょう。
欲望のコントロール力
人として成長しながら、人生を楽しみつつ、身の丈に合った暮らしをしていく為には、「欲しい!なりたい!」等の欲望をうまくコントロールすることがポイントです。
色々な経験をしたリ、手に入れたりすることで、人生はレベルアップしていく面があるので、興味をもって行動することは素晴らしいことです。
しかし、手持ちのお金と相談して、生活費を圧迫することがないかを考えて、使ってよいお金かどうかを判断できる必要があります。
これができないと、借金をしてでも欲しいモノを買ってしまい、返済ができなくなってしまうのです。
どうしても欲しいモノがあれば、収入を上げる努力をするべきです。
我慢するだけでなく、欲しいモノのレベルに自分を上げることも、身の丈を合わせることと言えます。
他人や広告に振り回されない
人は、他の人と一緒であると安心する傾向があります。
みんなが持っているバッグを私も欲しい。みんなが家を買っているから自分も買いたい。こういう思いってありますよね。
また、現代の広告技術は高くなっているので、私たちの心は、言葉や写真や映像を巧みに使って、揺さぶられます。
見ていたらなんとなく欲しくなってしまう経験は誰にでもあるでしょう。
必要性を冷静に考えて購入すれのはよいですが、衝動的に買ってしまう場合は、広告に振り回されていると言えます。
他人や広告の言っていることはさておき、自分はどうしたいのか?自分は何が欲しいのか?という考え方ができるとよいです。
流行遅れだけど大事に使い続けているモノがあったり、興味のない人気の高級オプションをはっきりと断れたりするならば、自分なりの判断ができている証拠ですね。
流行のモノやみんなに人気があるモノは高額になる傾向がある為、自分の物差しで判断できると、全体的な支出は抑えられることが多いです。
自分の価値観にあったモノ選びができていることは、身の丈に合っているといえるのではないでしょうか。
まとめ
身の丈に合った暮らし・生き方をするためのコツは、欲望をコントロールして、お金が足りなくならないようにすることと、他人や広告に振り回されずに自分の価値観でモノ選びをすることです。
節約ばかりして、高級品の価値やたまには散財することの楽しさを知らないのは、ちっぽけな人生です。
でも、欲望のコントロールができずに借金をしてしまっては、借金返済のための人生となり、楽しさも感じられず、辛い人生となってしまいます。
借金返済中であるならば、身の丈に合った暮らしがどのようなものであるのか、考え直してみるチャンスです。
また、返済が苦しいならば、身の丈に合った返済額にする法的救済方法(債務整理)もあります。
結局、身の丈に合っていないことは、いずれうまくいかなくなるものなので、早めに軌道修正をすることが大切です。
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