自炊は安い!食費を極力抑えるための4つのポイント

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自炊をすると食費が安くなります。でも、やり方を間違えると、全食を外食をするよりも高くついてしまうこともあるのでポイントを抑えることが必要です。
上手に自炊をすれば、節約術が身に付きますし、健康管理ができるようにもなります。
給料がなかなか上がらないご時世です。住宅ローンなどの借金を抱えている人や、一人暮らしを始めたばかりの社会人などは、自炊で食費節約できる方法を身につけることはかなり役立つ面が多いでしょう。
そこで、自炊でなるべく食費を安く抑えるための4つのポイントをご紹介します。
実現可能な食費額を知る
漠然と食費を安く抑えたいと思っていても駄目です。具体的な金額ではっきりと、いくらにおさめるのか目標を立てることが大切です。
その際に、自分が本気でその金額に抑えられると思っているかどうかが大事になります。
そのためには、食費を公開しているブログをみてみるとよいでしょう。
私は、色々な節約術に興味があるので、節約系ブログをよく読みますが、一人暮らしの場合、一番低いと、毎月5000円~9000円位に食費を抑えている人たちがいます。
彼らのブログを知るまでは、「1万円を切るのは無理でしょ」と思い込んでいましたが、実際にそういう食費でやりくりしている人がいることを知ると、やればできると思えるようになりました。
思い込みって意外と行動に影響を与えているものです。
「これくらいはかかるもの」と思っていると、気が緩んで、ついついスイーツを買ったり、すぐには食べないものを買い込んだりしてしまうのです。
なければないで困らないものを買ってしまうんですね。で、家にあると、食べてしまう。
なので、実現可能な数字として、食費にかける金額を把握しておくことは大事です。
外食と自炊それぞれの目安金額
外食をした場合の1か月の食費の目安を計算してみます。
朝食300円+昼食800円+夕食1000円×30日=63,000円
一方、自炊の場合ですが、週3回スーパーで2000円の買い物をするとします。
週3回×4週×2000円=24,000円
圧倒的に自炊のほうが安いこと分かります。
ちなみに、1回の買い物金額が5500円位になると、外食の額よりもスーパーでの買い物額が上回ってしまいます。
自炊の為の買い物の頻度と料金の目安を立てることで、買いすぎは防ぐようにしましょう。
安い食材を知る
自炊で食費を抑えるためには、どのような食材を購入すればよいかを知る必要があります。
そのためには、食べ物の栄養素、食べ物の種類、料理の種類、調理方法など、食に関する知識がないと判断できませんね。
スポーツ選手などは身体づくりのために栄養学を学んだりします。
それと同じように、健康を維持しながら安く自炊をするためには、栄養や食材に関する勉強がある程度必要なのです。
食べ物や健康に関する知識は、生きている限り誰もが必要なことなので、知っていて損はありません。
また、今時は、男性でも女性でも、自炊ぐらいできないと何かと困ることも多いでしょう。
食費が安く抑えられて自分の為にもなることですから、常に学ぶ姿勢で興味を持っておくとよいですね。
参考までに、私もよく食べている、安くて自炊に使える食材をご紹介します。
- パスタ
- そうめん
- 小麦粉(パンケーキ、グラタン、お好み焼きなどとして)
- 豚バラ肉
- 鶏レバー
- さば缶
- もやし
- ほうれん草、ブロッコリーなどの冷凍野菜
- ごぼう人参ミックスなどの冷凍カット野菜
- 納豆
- 豆腐
- たまご(焼いたり、ゆで卵にしたリ)
- 食パン(冷凍できるので買いだめOK)
- マヨネーズ(パンに塗ったり、ご飯にかけたり)
- 味噌(みそ汁、みそ味のパスタ)
これらの食材は、使いまわしがきいたり、味のバリエーションを広げやすかったりして、使い勝手が良くて美味しくて栄養もある優秀な食材です。
食の好みは人それぞれだと思いますが、参考にしてみてください。
粗食&少食にする
世の中には様々な種類の美味しいものがあるので、色々なものを食べることは楽しみの一つですね。
でも、食費を抑えるということを目指すならば、それだと、どうしても高くついてしまいます。
健康に生きるためだけであれば、粗食でも大丈夫です。
また、食べる量に関しても、一般的な現代人は食べすぎていることが多いと言われています。
1日に3食食べる習慣も、1食の量や体形によっては食べすぎです。
今まで当たり前に食べてきていた食を疑うことからはじめて、必要な栄養素と食べ物の量を知ることが必要です。
外食の場合、1皿の量が決まっているので、食べる量の調整をすることは難しいですが、自炊であれば、このコントロールがしやすいところが強みです。
薄味でシンプルな粗食になれ、少ない量でも大丈夫なように体を慣らしていきましょう。
日頃食べすぎている場合、急に食事の量を減らすと、物足りなくて辛くなってしまいますし、すぐにお腹が鳴ったりします。
でも、少しずつ食べる量を減らして、「これくらいなら栄養も取れているし、健康が維持できるので大丈夫」という量を見つけられると、お腹も鳴らなくなってきて、腹八分目にすることが普通で、満腹になるまで食べると、食べ過ぎで気持ち悪く感じるようになるのです。
しかも、過食が改善されると体調がよくなってくることもあります。
人間の体は、不思議なくらい上手くできていますので、身体の発する声(反応)によく耳を澄ませてみるとよいでしょう。
定番のメニューを決める
色々なメニューを調理できるようにしたり、様々な食材をストックして腐らせないように使い切ることはなかなか難しいものです。無駄な食材が出てしまうと、食べたわけではなくても食費は上がってしまいますね。
なので、自分のお気に入りの定番メニューを作って、それをローテーションさせるようにするとよいです。
安くて作り置きや冷凍保存ができる定番メニューは以下のようなものがあります。
- カレー
- ハンバーグ
- 生姜焼き
- 肉団子
- 煮豚
- ゆで鶏
- ポテトサラダ
- ひじきの煮物
- 切り干し大根の煮物
極端な例でいうと、毎日同じメニューを食べるという人もいます。
でも、これは、人によっては飽きてしまうこともあるので、すべての人におすすめはできません。ストレスが溜まって食を楽しめなくなるのもよくないでしょう。
程よくいくつかのメニューを楽しんだり、時には、外食をしたりして気分転換ができるほうが、長続きすると思います。
いずれにしても、自炊をするメニューに関しては、バリエーションを増やすのではなく、安くて好きなメニューをよく食べるほうが効率的です。
まとめ
漠然と食費を抑えようと頑張るのではなく、ポイントを押さえて、計画的に自炊をすると、思っているより安い食費で生活ができます。
慣れてくると、決まったメニューを調理することは楽で時間もかかりませんし、好きなモノをよく食べることは、安心できて美味しいものです。
下手をすると、ひもじい節約生活になって栄養失調になってしまう心配もありますので、勉強をしながら、自炊で安い食費生活を実現してくださいね。
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