お金をかき集める方法とお金をかき集めれば何とかなる場合の見極め

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今月の支払いが間に合わない・借金返済日がせまっていてピンチなど、お金が足りなくなった時に真っ先にやることは、とりあえず、身の回りにあるお金をかき集めることです。
でも、不安と焦りでテンパっている状態のときは、どんな方法があるのか冷静に考えられない場合も多いので、お金をかき集める方法についてまとめてみました。
しまってある現金を探す
その名の通りお金をかき集める方法として、家中の引き出しの中やカバンの中、へそくりで隠していたお金がないか?何かの支払いのために封筒に入れて保管しておいた現金はないか?など探してみましょう。意外と5万円ぐらいが出て来るかもしれません。まとまったお金がでてきたらラッキーですね。
見落としがちなのは、本や資料の間に挟まった封筒の中です。お金に余裕がある時は、何の気なしに雑に扱ってしまうことがあるので、意外なところに置きっぱなしにしているケースはあるでしょう。
また、現金ではありませんが、商品券の類はいつか使おうと思ってしまいっぱなしになっているものが多いのではないでしょうか?商品券は、金券ショップに持ち込んで換金することもできます。1枚でも、額面価格は5万円のこともあるので、狭い隙間もよく探してみましょう。
それから、カードのポイントがたまっている場合も、現金化できたり、ネットショッピングで1ポイントあたり1円で使えたりします。データ類として残っているお金に換えられるものもあなどれません。
手放せるモノを売りに出す
ブランド品・コレクションしていた品・家電・衣類・ファッション小物など、手放してもいいもので高く売れそうなものがあれば、売りに出してみましょう。
お金が必要な期日が迫っていて緊急性が高いならば、リサイクル業者に買い取ってもらうのがスピーディです。時間の余裕が少しあるならば、フリマアプリのメルカリなどで個人取引をした方が、うまくいくと高く売れる可能性があります。
また、究極の方法としては、友人などに処分しようとしているものがあるならば、代行する代わりに手間賃を貰えないか交渉してみる手もあります。
解約して現金を手に入れる
定期預金や生命保険など、積み立て系金融商品を持っているならば、解約するとお金が戻ってくる種類のモノもあります。
積立期間や積立額によりますが、数十万円のお金が直ちに手に入ることもありますので、魅力的ですね。
ただし、長く積み立てることでメリットがあるものなので、解約することはトータルでみるとマイナスになる場合もあります。
また、将来必要な備えを失う場合もあるので、それらを考えても、今、その現金が必要なのかどうかは、よく考える必要があります。
特に、金融商品の損得は、専門家に説明してもらわないと理解できないこともあるので、自分一人で考えるのではなく、相談して決めるようにしましょう。
柔軟な思考でお金をかき集める方法を考えよう
お金をかき集める方法は、世界共通の関心事であり、人種によって、考えつく方法に癖があるようです。
日本人の場合、お金は地道に貯金するものであるという考え方をする人が多いようで、急にお金が必要になった時の思考が乏しいように思います。
借金をするか・悪いことをして他人から奪うか・宝くじを買うかなどです。(参考:お金を集める方法)
世界の人たちは、売るものや行動することで、対価としてお金をもらうことを考えに柔軟性があります。それに倣って、ビジネス的に何かできることがないか考えてみるのも一つの方法ですね。
ただし、今すぐお金をかき集めたいとなると、なかなかハードルは高いかもしれません。
長期的視点で考えよう
お金をかき集めることに必死になると、つい、目先のことしか考えられなくなる場合がありますが、それはとても危険です。
あなたが今必要なお金は、それを解決すれば、来月・再来月は、全く問題ない種類のものでしょうか?
借金返済のように、同じピンチが、来月・再来月もやってくるならば、一度しか効き目のない方法でお金をかき集めても、来月の危機を乗り越えられません。
短絡的な視点でお金をかき集めても、長期的視点がなければ、危機を後伸ばししただけに過ぎないのです。
であれば、問題の根本解決をするしかありません。借金返済に困っているならば、債務整理相談してみること。生活費が足りないならば役所の窓口などで受けられる支援がないか相談してみることです。
問題を先送りするために、お金をかき集めることは、考え方としては間違っていることが多いです。
無駄な悪あがきとなり、貴重な財産を安く現金に換えてしまう失敗もありえるからです。
今だけでなく、今後も厳しい状況が続くと予想されるのならば、まずは相談をして、先の見通しが立つ解決方法を選びましょう。
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