借金癖が治らない!?夫が借金をしないように気をつけた5つの方法

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私の夫は20代の頃に借金を繰り返していました。お金を借りる事への抵抗感が薄れていて、完全なる借金癖です。
そんな彼と出会ったのは、彼が30代半ばの頃で、借金はほぼ返し終わっていました。でも、いつ借金癖が顔を出すか分からない危うい状態です。
あれから、40代・50代と共に過ごしましたが、その間、借金をすることはありませんでした。仕事が自営業なので、苦しい時期もありましたが、「借金だけはしないでね」という約束は守ってくれています。
そこで、借金癖のある夫が借金をしないために私が気をつけていることをまとめてみました。
借金の肩代わりはしない
彼の借金が残り少なくなっていた時、貯金のあった私にとってその額は一気に払える金額ではありました。
でも、絶対に、借金を肩代わりすることはしませんでした。
なぜなら、「また借金をしても代わりに払ってもらえる」と思われたくなかったからです。
私は絶対払わないからね!自分で何とかしてね!これは、強く言っていました。
なので、彼自身も、「そんなことは当然。わかっている。」と、自分のしたことには自分で責任を持つというスタンスを確立できたように思います。
足りない生活費はきっちり催促する
夫が一人で貧乏生活をするならやっていけるような収入でも、二人で暮らすとなると、必要なお金が足りない時期がありました。
この時、収入と支出を計算して、いくら足りないのかをきっちり折半して算出し、必要なお金を明確にしました。
一時的に数十万円を立て替えたことはあるのですが、その催促は、きっちり行いました。
月末にかならず、家計の収支確認をする日をつくり、今月の収入・給料、私に返済する額、先月の食費や光熱費の金額、差額はいくらなのかを紙に書いて示し、じらされても、きっちりと催促をしました。
同居して毎日顔を合わせるのですから、逃げることはできません。業者の取り立てよりもきつかったかもしれません。
でも、利息はゼロですし、必要なお金の理由もはっきりしている。この苦しい時期を乗り越えれば、貯金をしながら黒字収支で生活できる。
ということで、辛い時期を夫は何とか乗り切ってくれました。
この時期があったからこそ、「二度とあんな生活は嫌だ」と思って、借金癖がぶり返さないようにブレーキがかかったのかもしれません。
遊びはグレードダウンして工夫する
借金返済中でもリフレッシュは必要です。外食したり、遊びに出かけたりはしていました。
でも、価格を選べるならば安いものを。ランクを選べるならば低いもの。というように、楽しみはするけれども節約できる部分はなるべく安く抑えるようにしてバランスを取りました。
一番お得な最安値を探すことをゲームのようにして楽しんでいたので、それはそれで楽しかったです。
例えば、外食でメニューを選ぶときも、「一番コスパがいいのはコレ!」と先に見つけることを競争して楽しんでいました。
出費を減らすことも、取り組み方次第では楽しくできますよ。
この経験によって、安くても楽しめるということを学び、安いことはひもじいことではないという価値観ができました。高くても安くても楽しさは別物なのです。
これによって、今でも、お金を使いたくない時は、安くて楽しめる方法を選べばよいという考え方ができるようになりました。
夫婦のお財布は別々にする
最初は私が家計のお金を管理してお小遣い制にしていたのですが、夫にとってはやりにくかったようです。
節約料理を作っても、自分だけこっそり外食をしたり、生活費を入れる際に、自分のお小遣い分を確保したりと、隠し事が増え、険悪な関係になっていきました。
私は、自分がきっちり管理すれば大丈夫だと思っていましたが、夫にとってストレスとなるやり方ではうまくいきませんね。
これを踏まえて、お財布は別々にし、借金返済も細かい進捗を聞かずに、信じて任せることにしました。
その結果、無事に借金返済できたのですが、いつ完済したのか?総額はいくらだったのか?誰に相談して、どういう解決策をとったのか?直接的には教えてもらっていません。まぁ債務整理したんだと思いますが・・・。
自己破産ではないようなので、たぶん、話し合いで減額してもらえた感じだと思います。
事実がどうなのか、気になってはいますが、根掘り葉掘り聞くことは嫌がるので、聞いていません。
夫にとっては、自分の作ってしまった借金は自分で解決したという自信がついたみたいですし、それ以降借金はしていないので、これでよかったと思っています。
信じて任せる
夫は、債務整理という方法を知っていたので、自分で調べて専門家に相談しに行ったりして借金問題を解決したようです。
結果として、私が、家計をしきろうとしたことは、邪魔な行動だったかもしれませんが、節約を楽しむとか、二度と借金癖をださないように決心するなどにおいては、少しは助けになれたかもしれません。
男の人は、ごちゃごちゃ言われることを嫌がる人が多いと思いますので、信じて任せるというのが、大事かなと思います。
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