借金100万円を抱えて結婚生活を続けることはできるのか?

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借金100万円ときくと、そこそこまとまった額の金額ですね。
結婚しようとした相手に100万円の借金があった・・・。夫(妻)に100万円の借金があることが発覚した・・・。
こんな時、100万円以下であれば、まぁこのまま頑張って返済していこうと思う人が多いようですが、100万円を超えると少し気持ちが変わってきます。
100万円の借金は多い?少ない?
給料が増えず、保険料のアップや食品の値上げなどで出費は増える一方。
少ない手取りの中から、借金を返済していくことは負担も大きく、その額が100万円ともなると、ショックが大きいですよね。
しかし、100万円の借金って、一般的に多いのでしょうか?それとも余裕で返済していける額でしょうか?
世の中の人の借金100万円の状況は、こんな感じです。
おおう…松崎さん…アニメで100万借金してるの…
— 文月ココ@ちえロワ591位マン (@7yue_85) 2017年9月12日
祭り楽すぃー!!→大学つまんな笑→祭りの誘い来る→金ない→でも出る→祭り楽すぃー!!→以下略
— 大黒天の三元豚@農大 (@KamajamaP) 2017年9月10日
4年間これやってたらバイトしてたのに借金100万になりました。
学生から社会人になったばかりだけど100万単位の多額の借金を背負ってるなんて最高にロックな国だよな、日本って
— 牛豆みそカツていしょく (@gyushi07) 2017年9月3日
生活のために働きに行ってスマホのノルマのために結局は100万借金したけれど、そのスマホの取り扱いは終わるし風当たりは強いし給料下がるし
— 竜 (@ryouki66pirka) 2017年9月3日
死ぬしか無い
例えば奨学金を高校から大学まで借りていたA君は、返済総額800万円。大学4年間に毎月8万円の奨学金を受け取っていたBさんは約450万円の返済額があるそうです。
また、車のローンの場合、新車のプリウスならば250万円位の支払総額になるでしょう。
ちなみに、100万円の借金を利息10%で5年で返済するならば、返済総額は130万円くらいになります。
100万円は決して安い金額ではありませんが、比べてみると、借金の中ではそれほど多い金額でもない場合もあります。
結婚生活に必要なこと
結婚生活は、夫婦が協力してやりくりをして生活を営んでいくものです。
年収が高くても貯金ができない家庭もありますし、少ない年収でも借金の返済をしながら幸せに暮らしている人もいるでしょう。
100万円の借金を抱えている人は珍しくありませんが、問題は、返済をしながら結婚生活を上手くやっていけるのか?というところにあります。
収入が安定して高ければ、問題はありません。裕福な人がローンを組んで家を買った場合も、借金持ちであること変わりはありませんが、返済ができているのであれば、よいのです。
つまり、入ってくるお金の量と使うお金の管理が重要です。
危険なのは、借金をしている相手に、以下の特徴がみられる場合です。
- 収入が少ない。不安定。
- 収入がいくらあるのか教えてくれない。(大抵、少ないから言いたくないのでしょう。)
- 勝手に高額品を買う
- 約束が守れない
- 隠し事が多い(一応、パ-トナーに話しておこうという気がない)
- 自分一人で解決しようとする
- 貯金がゼロ。貯金の仕方をわかっていない。
- 節約が嫌い
- 見栄っ張り
- お金のかかる付き合いが多い
これらは、お金をやりくりして借金返済をしていくにはマイナスに働く心配のある特徴です。
パートナーが借金返済に協力しても、本人がそこに甘えてしまう関係性になると、不満がたまり、結婚生活が上手くいかないこともあるでしょう。
小遣いから100万円の借金返済はできるのか?
結婚すると、生活費を出し合って、その他のお金はお小遣い制にすることも多いでしょう。
また、借金の原因が、夫婦の生活費ではなく、ギャンブルや浪費などの個人的な問題の場合、小遣いをやりくりして借金返済をしていく人もいます。
その場合、100万円もの借金返済はできるのでしょうか?
一般的に、借金の返済額は、年収の20%以内に収める必要があり、これを超えると、債務整理を考えるべきだと言われています。
つまり、借金100万円であれば、年収は500万円はほしいところです。
年収500円の人で、結婚しても、独身と同じように、お金をすべて自分のことに使えるならばよいでしょう。
しかし、結婚生活において、家賃や生活費の負担が増えたり、車を持つ必要がでてきたり、結婚式や新婚旅行などと大きな出費がある場合は、事情が変わってきます。
借金返済として確保できるのは、せいぜい自分のお小遣い分ではないでしょうか?
このような状態ならば、債務整理を考えてみるとよいでしょう。
債務整理には、借金がゼロになる自己破産だけでなく、返済額を減らせる方法があります。
借金返済が苦しいと予想されるのであれば、利用できる(かもしれない)制度ですから、無理をして首が回らなくなる前に、専門家に相談してみるとよいです。
結婚生活は、長く、色々なことが起きるものです。
問題は早めに解決し、出費は少しでも減らして、安心できる生活を手に入れましょう。
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