夫の借金が引き起こす最悪の出来事

作成
「夫が借金をしている事が発覚した」残念ながらよくある事です。
クレジットカードのキャッシング枠などを使えば簡単にお金が借りられる世の中になってきたので、はたから見たら、ATMでお金を引き出しているだけに見えてお金を借りていたりするのです。
簡単に借りられて人に知られにくい。なので、身内であっても夫が借金をしているとは思ってもおらず、いきなりのカミングアウトにショックをうけるのです。
妻にとって悲しい事
住宅購入資金、子供の教育費、定年後に行きたい旅行の為の積み立て、老後資金など、貯金は必要なものなので、貯めようと考えている家庭がほとんどです。
同じ気持ちで同じゴールを目指していると思っていたのに、借金という貯金とは真逆の行為はまさに裏切りです。
借金をしていたこと自体がショックですが、隠されていた事に妻は傷つきます。
また、しっかり者の妻であれば、へそくりを持っていたりするので、お金がなくて困った時に声をかけてくれれば、工面ができた。利子を払う必要もなかったのに・・・。など、相談してくれなかったことの寂しさも感じるでしょう。
助け合うのが家族なのに、勝手に借金を作って、黙って一人で解決しようとするなんて、妻にとってはすごく寂しく、悲しい気持ちになります。
共倒れの回避
女性は現実的思考をすると言われているので、夫の借金が発覚したら、はじめは戸惑いがあっても、すぐに、何を守るべきかを考え行動できる人が多いのではないでしょうか。
特に若い世代では、友達感覚の関係性の夫婦も増えており、家計は財布を別々にするなど、個人の意識が強くなってきています。
夫一人に借金返済をさせてはかわいそうとか、返済を手伝おうという人は少なくなり、子供や自分の将来を守り、よりしっかりとした家計の財政基盤づくりに励むタイプが多いように感じます。
一時的なやさしさで夫の借金を助けても、楽観視してまた借金を繰り返すだけです。自分の責任は自分で果たし反省してもらうことが一番です。
離婚の危機
借金の金銭的な返済は出来たとしても、残るのは借金を隠していたという裏切りの事実です。
「もうしない」「心を入れ替える」という言葉を信じられるようになるためには長い時間を必要とします。
借金返済期間を含め、貯金ができないショックや、裏切られた悲しみが癒える時間などもかかる為、かなりのストレスを受けます。
夫の方はすっかり許されていると思い、また油断をしてルーズに過ごしたりすると、不信感はより強固なものになってしまい、「この人は信用できるのか?」「本当に反省しているのか?」「今後もこの人とやっていけるのだろうか?」などの想いへと発展してしまいます。
借金が見つかったから即離婚となるケースはそれほど多くないとは思いますが、自分勝手な考えや隠し事をする体質などを改めないと借金をきっかけとして離婚へ発展する事はめずらしくはありません。
もし、借金をしてしまおうかと迷っている旦那さんがいれば、金銭面だけではなく、妻という大事な人間関係への影響も考えて、今一度よく考えてみてください。
こんな生活はダメ絶対!
・極貧生活とはどんなもの?究極に苦しい貧乏生活を考えてみた
・今どきの借金逃亡生活はどんなものなの?本当に借金から逃げられるのか?
