もしかして借金依存症?借金癖が治らない時に考える事

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借金依存症とは、ギャンブル依存症、アルコール依存症、買い物依存症などと同じ依存症の一種で、借金を繰り返して辞められなく、借金をせずにいられない状態のことです。
借金なんで好き好んでする人がいるものかと思いますが、お金が足りなくてどうしよう・・・という絶望から、お金が借りられた時の安心感の虜(とりこ)になってしまうのかもしれません。
借金依存症になった人は、次のような特徴があります。
- 借金をしている事の重大さをあまり感じていないように見える。
- 周りから借金をやめるように忠告を受けても全く耳を貸さない。
- その気になればいつでも返済できると思い込んでいて妙な自信がある。
- 自己破産をしたがらない。
- お金を借りられなかった時の絶望感が大きい。
- アダルト・チルドレンの傾向がみられる
- 買物やギャンブルなどにおいても依存傾向がみられる。
借金依存症とアダルトチルドレン
借金依存症の原因としてアダルトチルドレンが関係していると考えられています。
アダルトチルドレンとは、子供時代に十分な愛情を受けられなかったことが原因で、大人になって、依存症、自傷行為などの問題行動、ストレス障害、精神障害などを引き起こすこと人のことをいいます。
例えば、親子代々借金をする家計がありますが、根本的にお金がないとか、貧乏は連鎖するというだけでなく、アダルトチルドレンの影響が考えられるのです。
親が借金をしていてぎくしゃくした過程で育ったことで、依存症という病気に陥っていたり、自傷行為の一環で、借金を背負う辛い生活を自ら選んでいくような破滅高度をとったりしているとも考えられるのです。
借金依存症の治療方法
依存という症状を改善させるのであれば、他の依存症と同じく、カウンセリングやグループミ―ティング。精神疾患を併発している場合は、気持ちを落ち着かせるための薬の処方などが行われます。
また、アダルトチルドレンの克服も必要な場合は、カウンセリングやセラピーを受ける必要があるかもしれません。
しかし、アダルトチルドレンは病気ではないので、本を読んでアダルトチルドレンに関する理解を深めることで、考え方を変え、症状を和らげている人も多いです。
借金依存症に対応している病院
借金依存症という言葉自体、それほどメジャーではないので、専門の病院は日本にはないようです。
ギャンブル依存症や買い物依存症は専門の病院や治療メニュー、自助グループなどがあるので、内容的には一番近いと考えられます。
まとめ
借金依存症の人が家族にいると子供などにも影響を及ぼすことが考えられるので、早めに治療をしましょう。
借金金額も、本人が望んで借りているためどんどん増えてしまいます。返済ができない場合は、債務整理や自己破産の手続きをとる方法も考えられるので、専門家に相談するのがよいでしょう。
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