借金返済に限界を感じたらどうしたらよいのか?限界点のサインはコレ!

作成
借金返済中って辛いですよね。特に、返済日が迫っていて入金までの数日間は手元にお金が入るまで心配ですし、せっかく入ってきたお金が返済のためにすぐに消えると虚しさを感じます。
そして、まだまだ続く完済までの道のり・・・生きた心地のしない日々がこの先も続くのかと思うと、ため息がでて、思考が停止します。
借金返済ができなくなったら債務整理という手段がありますが、できれば自力で返済しようと多くの人が頑張っています。
でも、どのような状態になったら借金返済は限界だと判断するのかは人それぞれです。
そこで、借金返済の限界点のサイン事例と限界を感じた時にどうすればよいのかについてまとめてみました。
一般的な借金返済の限界は?
一般的な目安として、借金返済額は年収の20%までが限界であると言われています。
つまり、年収250万円の人であれば、借金返済額は50万円が限界で、年収300万円の人であれば、借金返済額は60万円が限界。年収400万円の人であれば、80万円が借金返済の限界となります。
「俺は数百万円の借金を抱えている!」なんている人もいますが、人にはそれぞれ事情があります。
奥さんがいて生活費は面倒見てもらえているとか、事業をやっているので収入がゼロになることはないとか・・・。
なので、普通の人であれば、数十万円でも借金返済の限界が来ることはあります。
借金返済の限界点のサイン事例
実際に借金返済に限界を感じて債務整理をした人は、どのタイミングで判断をしたのでしょうか。事例をあつめてみました。
- 口座にお金がほとんどなくなった
- 滞納して電気が止められた
- 家賃を滞納してしまった
- まともな食事をとれない日が続いた
- うつ病になってしまったが病院に行くお金がないと感じた
- 家族に借金返済のことを打ち明けた
- 借金の不安で夜になかなか寝付けなくなった
- 計算してみたら借金が全然減っていなかった
気持ちの落ち込みや体の不調、滞納など、借金返済中の人には思い当たることが多いのではないでしょうか。
借金返済をしている時点で、生活はがけっぷち状態なのですから、ちょっとしたことですぐに借金返済の限界は訪れるのです。
限界を超えても頑張るべきか?
これらの限界サインを感じても、まだ頑張っている人もいるでしょう。
でも、そうまでして借金返済をする意味はあるでしょうか?
例えば、健康ならば多少の食事を抜いて返済に回すこともすればよいですが、空腹で倒れるまで我慢する必要はありません。
そのことが原因で仕事に支障が出るような病気になってしまった場合、困るのは自分です。
借金問題を解決できても、十分に働けない体になってしまったら、その先の人生は確実に収入に困るでしょう。一生、問題を抱えて生きていかなくてはなりません。
「借金をしたら、少々体を壊すまで努力して返済しなさい」という法律はありません。むしろ、日本国憲法の第25条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」という一文があります。
借りたお金は返すべきものなので、精いっぱいの努力はすべきですが、限界を超えた無理をする必要はありません。
日本に生まれた人には、最低限の生活をする権利があるのです。
借金返済の限界を感じたらどうすればよいのか?
借金返済の限界を感じたら、早めに債務整理の相談を受けることをおすすめします。
債務整理とは、借金をゼロにする方法だけではなく、借金を減額する方法もあります。
毎月の返済額が少し変わるだけでも気持ちの変化は大きいのではないでしょうか。それに、減額をしたとしても正式な返済方法で払い終わることができれば、完済となり、すっきりとした気持ちになれます。
とっくに限界を超えているのに、ずるずると滞納を続得るよりも、よっぽど建設的な方法ではないでしょうか?
借金返済だけがあなたの人生ではありません。限界を超えた無理をして今後の人生に支障をきたすことがないように、自分のことは大事に考えましょう。
こんな生活はダメ絶対!
・極貧生活とはどんなもの?究極に苦しい貧乏生活を考えてみた
・今どきの借金逃亡生活はどんなものなの?本当に借金から逃げられるのか?
