かつみ・さゆりの借金返済方法
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かつみさんの借金額
かつみ・さゆりは夫婦漫才コンビで、かつみさんの莫大な借金話は、もはや代名詞的なネタと言ってもいいくらいの有名な話です。
借金総額は、最大で11億だとか、現在段高は2億とか、1億70000万円だとか・・・とにかく、億単位の借金を何十年にわたって返し続けている事は事実の様です。
数億単位の金額になると、収入と返済の金銭出納管理をするだけでも一苦労です。そこに、金利や返済残金の変動も加わるので、ちょっとした会社の経理・財務位の作業量はあるでしょう。なので、はっきりとした借金額の把握も難しく、とにかくコツコツ返済されているようです。
借金の理由
普通の人が億単位の借金をつくることは難しい事です。そもそも借りることができないので、多額の借金がある人は、大きく儲けたり、大きなお金を動かした経験があることがほとんどです。
かつみさんも20代の頃に、株や不動産の売買で3億円を稼いだ実績を持っています。しかし、株の信用取引で大きな損失を作ってしまい、一気に億単位の借金ができてしまったそうです。
株取引やビジネスの勝負事は、上手くいくときもあればいかない時もあり、一度も失敗をしたことのない人なんで誰一人としていないでしょう。
その意味では、大きくかけた時に運よく上手くいって大きな利益を手にした人と、たまたま上手くいかなくて借金を作ってしまった人の差は、大きなものではないのかもしれません。
しかし、大きな借金を作ってしまった以上、返済するしかなく。大きな利益を手にできるチャンスもそうめぐってくるものでもないのが現実なのでしょう。
副業による借金返済
かつみ・さゆりは全国で知られている芸人さんなので、テレビ出演も度々されています。でも、冠番組を持っているとか、人気司会者であるとか、一世を風靡するネタがあるという訳ではないので、ローカルテレビ出演やイベント出演などを含め、幅広い芸能活動を行っているようです。
一般的な社会人の収入に比べたら、よっぽど高収入で、ニースになる様な派手な浪費もせずに稼ぎ続けていると思われますが、年間に数千万円の収入があったとしても、返済額が大きいので、「本業だけでは足りない。もっと稼ぐには?」と考えるのでしょう。
今やデフレ時代が続いて副業をしている人も珍しくありませんが、かつみ・さゆりも様々な副業に手を出しています。
スナック経営、一口馬主、オオクワガタの繁殖、猫のブリーダー、ラーメン店経営、スイーツ食べ放題店経営などなど
そこで、かつみ・さゆりが借金返済の為に取り組んだ副業についてまとめてみました。
クワガタやカブトムシの繁殖による副業
かつみ・さゆりは、オオクワガタが高く売れるという事を聞いて自宅で繁殖させて売ることで借金返済をしようと考えましたが、かつみさんの留守中にさゆりさんがバルサンを焚いてしまい、全滅させてしまったとの事。
この事件の後、再度オオクワガタの繁殖に挑戦してみることはなかったようですが、クワガタやカブトムシを繁殖させて売るという副業で、借金返済は出来るのでしょうか。
昆虫の売買市場は、正確な統計は発表されていないようですが、数億円から100億円以上あるのではないかと言っている人たちがいます。
とくに、人気の種類においては、熱狂的なマニアが存在するので、1匹のオオクワガタに1,000万円の値段がつくこともるようです。
また、実際に成功している事例として、オオクワガタ専門店(インターネットショップ)の「Dorcus暖家(ドルクスダンケ)」が人気です。
Dorcus暖家は有限会社ドルクスダンケが運営しており、虫好きであった坪内氏が副業としてはじめて法人化し、年商7000万円の会社にまで成長しました。
ネットショップの内容を見てみると、クワガタの生体、飼育アイテムの販売だけでなく、飼育レポートや様々なイベント企画など、丁寧に作りこまれており、深い専門知識と相当な作業が必要なことは誰の目にも明らかです。
一つのビジネス・本業として市場のニーズがあることは確かですが、副業として取り組み、利益を出して借金返済に充てるとなると、どれだけの時間や経費をかけられるのかによって、上手くいく場合とそうでない場合がありそうです。
しかし、マニアがいる趣味分野の業界は、そのものに詳しくないとニーズを読み切れないので、好きでないと難しいかもしれませんね。
猫のブリーダーになって借金返済
かつみ・さゆりは猫のブリーダーになろうとして猫を飼い、病気にならないようにワクチン接種に連れて行くことを義母に頼んだところ、何も知らない義母が去勢手術までしてきてしまったという失敗談があります。
猫や犬のブリーダーも副業としてよく耳にしますが、借金返済に充てるほどの利益を得ることができるのでしょうか。
1回に生まれる子犬や子猫は5匹位、1匹10万円で売れると、50万円。
この数字だけ見ると、儲かりそうな気がしますが、実際にはそんなに高値で売れる事はまず難しいようです。
ワクチン、病院代、餌、ペットシーツや猫砂など飼育用品の費用もかかりますし、また、なんといっても、犬猫を育てるということは放っておくだけではだめで、衛生管理など手間暇がかかります。
売れるかどうかも分からないことに対して、日常的な世話による労力が大きいので、リスクの大きいといえそうです。
また、ブリーダーの多くは、犬猫が好きでやっている人も多く、「好きを仕事にする」の典型と言えます。
売上から経費をひいてプラスになっている人も、労力を経費に換算すると、本当に利益が出ているかどうかは、分からない位の数字になる人も多いそうです。そのように大変な生き物の世話を素人がお金目当てで取り組んできちんとできるのかどうかは難しいところでしょう。
そもそも、繁殖による販売で大きく儲けることができるわけではないので、借金返済目的ではじめるにはあまりあっていないかもしれません。
まとめ
副業による借金返済は、本業による時間の制約があるので、何をやるか選ぶことが大変です。
しかし、いくら副業と言っても、簡単に、知識の不要で、片手間でできるお金稼ぎはありません。
なにをやるにしても、初期費用は掛かりますし、儲けようとも失敗すれば、そのためにかえって出費が増えてしまう事もあります。
かつみ・さゆりは、楽をして儲けようというばかりでなく、出来る範囲で精一杯取り組んでおり、スイーツ食べ放題店は、3年11ヶ月で閉店はしてしまいましたが、週末になると行列ができる人気店になったりと、それなりに利益をだして借金返済に充てることはできているようです。
借金完済するまでは、返し続けなくてはいけないので、大きな損失は出さないように、できる副業に挑戦し続ける根気と折れない心が必要ですね。
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