クレカ持ってない大人は恥ずかしい?自己破産してもデビットカードなら持てる

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債務整理をしようと思うけれどクレジットカードが持てなくなるのは恥ずかしい。
「大人はクレカぐらい持っていないとね」という風潮がありますが、それって、そんなに大事なことでしょうか?
夫はクレカを持ってない
私の夫はクレジットカードを持っていません。
過去の借金がどうのこうのということではなく、自営業で持ち家もなく、信用的に難しいのだと思います。
楽天カードだかを持っていた時もあるようですが、カード引き落としの際に残高が足りないことがあり、使えなくなってしまいました。
やりくりができないくせに、仕事の経費をカード払いにするから、金額が大きい。個人のお金と仕事のお金もごちゃごちゃで、とにかく、お金の使い方が下手なのです。
クレジットカードなんて持っているとろくなことがないタイプの人間でしょう。
妻としては、カードが使えなくてよかったと思うばかりです。
お店でカード払いしたい
そんな夫でも、飲食店などの支払いで「カード払いで」とやるのは憧れの様。
ある日、一緒にランチを食べたところ、クレジットカードを持てないはずの夫が、カード払いをしていたのです!
「あれ?カード審査通ったの?」と、よくよく見てみると・・・クレジットカードではなく、デビットカードでした。オレンジ色のauウォレットです。
でも、少し離れたところから見ていたら、カードの色がどうだとか、全然わかりませんでした。
レジを担当していた店員さんも、慣れた手つきで普通に精算してくれたので、夫は、カード払いをするスマートな大人に見えたのです。
「カードで!とか言ってたけど、デビットカードじゃん!」と二人で笑い話にしましたが、いつもクレカの審査に落ちてがっかりしている姿を見ていたので、よかったなーと思いました。
クレジットカードの必要性
私自身は社会人になりたての時に銀行系のカードを作って以来、ずーっとそれを使っていますが、よくよく考えてみたら、そんなにカードの必要性はないように思います。
使っているのは、ネットショッピングの時くらいです。
googleなど、一部の先進的なネットサービスは、クレジットカード払いのみしか対応していないこともありますが、それはごく少数派のもので、稀なことです。
楽天もアマゾンも振り込み払いや代引き払いをすれば買物はできますし、日常の店舗での買い物も現金払いが主流です。
どうしても形としてカードで払いたいならば、プリペイドカードとか、パスモやスイカのようなICカードを使えば、カード払い体験はできます。
気取ってお支払いしたい人は、そういう形が好きかもしれませんが、私は、まったくこだわりがないので、どこでも使える現金が一番便利かなと思っています。
なんだかんだいって、日本は、現金払いをする人が圧倒的に多いので、クレジットカードがなくても、困ることは少ないと思います。
クレカを使わない芸能人
お金をたくさん持っていそうな芸能人でも、クレカを使わない現金主義の人はたくさんいます。
ゴージャスセレブな叶姉妹は現金主義という話はよく聞きますし、蛭子能収さんもカードはおろか、財布を持たずにポケットに現金を入れて持ち歩いているそうです。
本物の大富豪やお金を持っているシニアも現金払いを好むといいますし、現金主義にしたことでお金の流れが把握できるようになって貯金が増える人もいるようです。
芸能人でも一般人でも、お金を持っている人でもいない人でも、クレジットカードを持っている人もいれば持っていない人もいる。
なので、大人であってもクレカを持っていないことは恥ずかしいことではなく、単なる支払い手段の違いということが言えますね。
自己破産してもデビットカードが持てる理由
自己破産・任意整理・個人再生・特定調停などの債務整理を行った人は、クレジットカードを作れないことはよく知られています。
でも、クレジットカードと似た様な機能のデビットカードであれば、審査なしで誰でも持つことができます。
デビットカードは、auウォレットの他に、ジャパンネット銀行、りそな銀行、三菱東京UFJ銀行、スルガ銀行、イオン銀行がvisaデビットを使用したデビットカードを発行しており、千葉銀行、大垣共立銀行、北洋銀行がJCBデビットを使用したデビットカードを発行しています。楽天銀行には、visaデビットとJCBデビットの2種類のデビットカードがあります。
デビットカードは、銀行口座と紐づいていて、口座に入金されている分の買い物がカードでできます。
残高不足の場合、一時的にカードが使えなくなりますが、個人商店など決済システムにタイムラグがあるところは、残高が足りなくても、使える場合があります。
ただし、不足が分かり次第、すぐに入金するように催促されますので、注意が必要です。
自己破産など、借金でやりくりができなくなった経験があるならば、借り入れのできてしまうクレジットカードは、便利な面もありますが、諸刃の剣です。
支払いの便利さだけを備えたデビットカードをうまく使っていくことが良いかと思います。
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